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音楽のまとめ

儚く美しいオルタナティヴロックバンド『羊文学』とは

羊文学(hitsujibungaku)

若者たちへ

 

2012年結成、東京都下北沢を中心に活動するオルタナティヴロックバンド。

 

メンバーは2017年2月より、塩塚モエカ(Vo.G)、ゆりか(B)、フクダヒロア(Dr)の3名で、現在はいずれも現役大学生。

 

2016年、”Shimokitazawa Sound Cruising” や、フジロックの新人登竜門 ”ROOKIE A GO-GO” に出演。

 

多くの音楽から影響をうけた重厚なバンドサウンドと、塩塚モエカの意思のある歌声が特色。 
 
ガールズバンド「リーガルリリー」や、佐藤千亜妃がヴォーカルを務めるロック・バンド「きのこ帝国」好きにはすんなり受け入れられそうだ。

 

そんな彼らのディスコグラフィー(新しい順)

◆ 2018年7月 1st アルバム「若者たちへ」

若者たちへ

若者たちへ

 

オルタナを謳っているバンドだけに、ファズギターがこの手のサウンド好きの耳をくすぐる。

 

たとえば、オープニング曲『エンディング』の後半などからギターの音の洪水だったりする。

 

そこに、刹那的な心地よい余韻を残すメロディラインとすこしシニカルな歌詞、あくまでクールかつ透明感のあるヴォーカルが融合し、サウンドと歌(歌詞)ともに楽しめる作品となっている。

 

 

◆ 2018年2月 2nd E.P. 「オレンジチョコレートハウスまでの道のり」

オレンジチョコレートハウスまでの道のり

オレンジチョコレートハウスまでの道のり

 

作品とともに公開されるミュージックビデオもまた美しく、どこか文学的雰囲気が漂っている。

 

冬の空気感や白昼夢を彷徨っているような浮遊感みたいな。

 

映像作家・写真家である松永つぐみが手がけた「マフラー」。

 

出演は、名和 風歌(なわ ふうか)。

 

 

 

◆ 2017年10月 1st E.P.「トンネルを抜けたら」

トンネルを抜けたら

トンネルを抜けたら

 

今作より、岩井俊二監修、松本花奈監督が手がけた「Step」のミュージックビデオが公開されており、両者とも羊文学の世界観を称賛している。

 

出演は、山田愛奈、森田想。

 

 

 

彼らのルーツ的音楽もまた興味深い

◆ 塩塚モエカ(Vo.G)は、Yuck(ヤック)

Yuck

Yuck

 

Yuck は、2009年ロンドン発のインディーロックバンド。

 

グランジ、オルタナ要素も持ち合わせたサウンドは、90年代の Dinosaur.Jr や、The Smashing Pumpkins を彷彿させる。

 

Yuck - Get Away - YouTube

 

◆ ゆりか(B)は、The Stone Roses(ストーンローゼズ)

Very Best of

Very Best of

 

The Stone Roses は、1983年マンチェスター発のロック・バンド。

 

60年代風のポップなメロディにオルタナ、サイケデリックロックの要素が加わり、90年代前半には、ハッピー・マンデーズなどと“マッドチェスター・ムーヴメント”を牽引するバンドとして活躍。

 

後のオアシスをはじめとする同国のバンドに多大な影響を与えている。

 

◆ フクダヒロア(Dr)は、American Football(アメリカン フットボール)

American Football

American Football

 

American Football は、1997年米イリノイ州発のロック・バンド。

 

エモーショナルなサウンドが特徴のバンドで、わずか1枚のフルアルバムリリース後に解散するも、同作は90年代のエモ/ポスト・ロック史に残る名盤と言われる。