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音楽のまとめ

シンガーソングライター Mitski(ミツキ)の音楽がエモい

ミツキ・ミヤワキこと Mitski(ミツキ)とは

Mitski On Audiotree Live

 

シンガー・ソングライター、ミツキ・ミヤワキのソロ・プロジェクト。

そんな彼女は1990年9月27日生まれ、アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフ。

 

Mitski のサウンドを形成する3つの要素

アイデンティティの模索

幼少期に世界各地を頻繁に転居。

現在はニューヨークを活動の拠点にしてるが、軍人だった父親とともに、コンゴ民主共和国、マレーシア、中国、トルコなどさまざまな国を行き来する環境で育つ中、ハーフという自分のアイデンティティも見出さなければならなかった。

聴く者の感情に訴える、自己の内面を吐露するような歌詞や歌唱表現は、このようなバックグラウンドから生まれてくるものだと言える。

 

1970年代の日本のポップ・ミュージックからの影響

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母親の影響から1970年代のポップ・ミュージック、具体的には、中島みゆき、松任谷由実らシンガー・ソングライターから山口百恵の歌謡曲まで、日本の音楽を聴いていたという。

その後19歳のときに活動をスタートさせた彼女のサウンドには、ときおり日本語のフレーズが登場し、また日本人には懐かしいメロディーが織り込まれていたりする。

近年のフェイバリットシンガーにも、ビョークとともに椎名林檎を挙げている。

 

専門的な音楽知識

ニューヨーク州立大学のパーチェス校で、基礎音楽をからオーケストラまで幅広く学んでおり、学問に裏打ちされた曲の構成やサウンドも特徴のひとつ。

在学中に、ピアノの弾き語りを基調とした「Lush」、学生オーケストラをフィーチャーした「Retired from Sad, New Career in Business」と、2作品をセルフ・リリースしている。

 

そんな彼女、これまで5枚のアルバムをリリース

1stアルバム『Lush』(2012年)

Lush

2ndアルバム『Retired from Sad, New Career in Business』(2013年)

 Humpty

3rdアルバム『Bury Me At Makeout Creek』(2014年)

 Bury Me at Makeout Creek

 

大学卒業後にリリースされたギターロックが前面に押し出された本作。

アルバムタイトルは、アニメ"シンプソンズ"のセリフから取られたという。

同作は「Pitchfork」や「NME」、「Rolling Stone」など、世界の主要な音楽メディアから賞賛を浴びている。

 

4thアルバム『Puberty 2』(2016年)

 PUBERTY 2

 

初めて本格的なスタジオでレコーディングされた今作は、90年代のオルタナティヴ・ロックを彷彿とさせるエモーショナルなギター・サウンドが魅力。

 

5th アルバム『Be The Cowboy』(2018年)

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インディーオルタナな前作から2年ぶりとなる今作では、ポップなサウンドに変貌している。

「真っ暗なステージ上でスポットライトを浴びて一人孤独に歌うシンガー」をイメージし、収録されているほとんどの楽曲において”孤独に歌うシンガー”の雰囲気を演出するため、ヴォーカルを重ねたりハーモニーを加えることを排除している。

 

インパクトのあるミュージックビデオも話題に

Your Best American Girl 

 

こちらのミュージックビデオに関しては、CharaがTwitterで、才能ある!とつぶやいており、イギーポップも自身のラジオ番組で「自分の知っている最も先進的なソングライター」だと語り同曲を流している。

静から動への移り変わるエモーショナルな展開や、激しいギター・ディストーションは、Radioheadの楽曲「Creep 」を彷彿させる。

 

Happy

 

1950年代のドラマ風のミュージックビデオは、ダグラス・サークの「天はすべてを許し給う」と、ウォン・カー・ウェイの「花様年華」からインスパイアを受けたそう。

ミステリアスなストーリーの、美しくも残酷な結末にハッとさせられる。

 

Geyser

 

内包した欲望や情熱、葛藤などの感情を爆発させることで精神を開放しようとしている女性を彼女が演じているように思える作品。